子連れ旅行のエキスパートに聞く!

子連れ旅行を120%楽しむためのポイント

子連れで海外!って憧れるけど、機内で騒がないか心配、荷物が多くて大変そう、なんて不安も多いのではないでしょうか。今でこそ本やネットなどで情報収集がしやすいですが、まるで情報もなかった30年前、赤ちゃんと幼児を連れて海外旅行に出かけたのが、子連れ海外旅行のエキスパートが名鉄観光にはいます。子連れ海外旅行の魅力とは、どんなものなのでしょう。教えて、子連れ海外旅行のエキスパート!

自分の「行きたいから」が大切。恐れず、まずは飛び込んでみて!
名鉄観光勤務 子連れ海外旅行の先輩ママ
子連れでの旅行は計30回、20か国におよぶ。子どもが成人した今も家族旅行は毎年恒例となっている。旅行という趣味が高じていつの間にか旅行業界へ。
人種、言葉、文化。日本以外の国では違うのが当然というその状況を知ってもらいたい、というのが子どもたちを海外旅行に連れて行く動機です

「人種、言葉、文化。日本以外の国では違うのが当然というその状況を知ってもらいたい、というのが子どもたちを海外旅行に連れて行く動機です」。初めて娘たちを連れて海外旅行にでかけたのは長女が3歳、次女が1歳のとき。行き先はオーストラリアで、グレートオーシャンロードを経由してキャンピングカーでメルボルンからシドニーまで、約2週間かけて旅しました。

なぜオーストラリア?なぜキャンピングカー?それは、「下の子はまだ小さくてお昼寝もするし、いつどこでおむつ替えや不測の事態に陥るかわからないから」と、子育て中のおでかけならではの理由から。キャンピングカーなら自分たちのペースで時間を過ごすことができることが大きなポイントでした。

「子連れ旅行はまず、親の“行きたい!”という気持ちが大切。行き先や目的に合わせて、どんなサービスがあるか調べてみるといいですよ。子連れに向いた旅先がいくつも見つかります。」とのこと。

実は海外では公共の場でも子連れならどこでもやさしく接してもらえることが多く、高級レストランなど場違いなところにさえ行かなければ肩身の狭い思いをすることはありません。子連れでの海外旅行って、実はそんなにハードルは高くないのです。

オーストラリアに初めての子連れ旅行に出て以降、オセアニアはもちろんアジアやアメリカ、ヨーロッパとどんどん範囲を広げて子連れ旅行をしてきた子連れ海外旅行の先輩ママさんに、子連れ旅について教えてもらいましょう。

教えて!子連れ海外旅行のエキスパート!

異文化や語学への興味と、それを受け容れるキャパシティが早くから芽生えたと思います。母親の私よりも多様性への理解が深く、二人とも留学を経験したのち、下の子は現在は商社勤めで南米に住んでいます。なにかしら海外にご縁がありますね。

親の行きたいところが決定のポイントなのですが、子どもが小さいうちは動物がいるところ、自然があるところ、乗り物に乗るアクティビティがあるところを中心に探していました。海外家族旅行おすすめツアーを見る

やはり興味が持続するよう、新しいおもちゃや好きなおもちゃを持って行きました。また、親がビクビクと緊張していると、それが子どもにも伝わります。リラックスして、楽しい場所だということを子どもにも伝えること。そして、周りにも気を配ることです。周囲へのあいさつなど、ちょっとした気配りがあれば子どもがぐずったりしても周りは寛容なことが多いです。最近はウェブチェックインや座席確約サービスのあるツアーがありますから、早めに空港に行く必要はなくなりましたね。

衛生面やサービス面をよく注意して見ています。また、子どもが小さいうちは家族で一部屋が良かったり、大きくなってくると親と同室でないほうがいい場合もあり、間取りやコネクティングができるか、などもチェックポイント。設備としてはキッチンつきのコンドミニアムもおすすめ。時差ボケなどで子どもが寝てしまったりして室内で食事、といったときにもキッチンで温かい料理を作ることができます。旅先でまで料理をしたくない、という意見もありますが、なにが起こるかわからない子連れ旅行では“対応できる”ことが重要。小さくともキッチンは重宝することもあります。

小さな子どもは特にお腹を下したりしやすいので、露店で購入したカットフルーツやフレッシュジュース、貝類やスパイスの多い料理は避けましょう。小さい子と一緒の場合は、ぺたりと座りこめるようなスペースがあるレストランが便利ですが、これは欧米では難しく、逆にアジア諸国では見つけやすいです。また、むりにこじゃれたレストランに入って堅苦しい思いをするより、芝生の上に座っておいしいサンドウィッチをピクニック気分で食べたほうがぐっと満足度が高いというこもあります。

年齢やその子の興味に応じて違いますが、子どもたちはいつでもプールがあると大喜びでした。ホテルの設備で、キッズルームなどがあり、子連れに適したところもあります。プール付きヴィラのツアーを見る

自分が担当ということもありますが、クルーズは本当におすすめです。子連れ客が多いクルーズ船もありますから、正しく選べば幼稚園のように楽しくにぎやかな旅を期待することが可能です。家族旅行におすすめのクルーズツアーを見る

妹の結婚式で親族一同、ハワイに集まったときです。人数が多いとその分旅先でのアクティビティや自由度が上がるので、とても充実した時間を過ごすことができました。両親を連れて三世代で行くのもおすすめ。人数が多いぶん思い出にも残りますし、親に子どもの面倒を見てもらえることもあるので、旅先での自由度もあがるのがうれしいですね。三世代旅行のツアーを見る

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