魅力たっぷりの訪問都市と世界遺産
アレキサンドリア
クレオパトラゆかりの街で、ナイルデルタの西端、地中海に面した美しい港町でエジプト第二の都市です。その名前はB.C.332年にエジプトにやってきたマケドニアのアレキサンダー大王が都市の建設を命じたことにちなんでいます。
アレキサンドリアでは、カイトベイの要塞、ポンペイの柱、2003年にオープンしたアレキサンドリア国立博物館を観光します。
(いずれも入場)
アブミナ
アブミナはアレキサンドアから西へ約65kmのある原始キリスト教コプト派の聖地です。5-6世紀にかけて、エジプトにイスラム教徒が侵入してくるまでの間、コプト教の中心都市として栄えました。コプト教とは、エジプトのキリスト教のことで、現在でもエジプトの人口の約1割はコプト教徒です。
当社エジプトツアーでは世界遺産聖ミナスの都市遺跡(下車)を訪問します。※聖ミナスの都市遺跡は危機遺産指定とされており天候などで足場が悪い場合は立ち入ることができません。
ギザ
エジプトといえばピラミッドというくらい有名なギザの3大ピラミッド。コースによりギザ地区最大かつ1日300人限定入場のクフ王のピラミッドに入場します。
ピラミッド内部は腰をかがめながら斜面(大回廊)を上ります。身軽な服装がベターです。
また、動きやすい靴(運動靴、ジョギングシューズなど)をご用意ください。(3大ピラミッドのいずれかに入場。)
メンフィス、サッカラ、ダハシュール、メイドゥーム
カイロ近郊の是非とも訪れたい観光地のひとつです。
アラバスター製のラムセス2世の巨像や、世界最古といわれるジョセル王の階段ピラミッド、スネフェル王の屈折ピラミッド、赤のピラミッドなど見どころたっぷりです。スネフェル王は、クフ王の父親にあたります。
カイロ
エジプトの首都。人口1500万人を超えるアフリカ最大の都市です。
オールドカイロがカイロ発祥の地。
ツアーではツタンカーメンの黄金のマスクで有名な国立考古学博物館、
高台に建つランドマーク、モハメッドアリモスクを訪問します。
バハレイヤオアシス
カイロから一番近いオアシスと砂漠の雰囲気をお楽しみいただける観光ポイントです。
4WDに乗り換えご覧いただく白砂漠、黒砂漠のコントラストと砂と奇岩はまるで異星に迷い込んだようです。
ワディ・エル・ヒタン(鯨の渓谷)
エジプトの最新の世界遺産です。
広大な砂漠の中で、現在では、絶滅してしまった原始クジラの貴重な化石が発見されています。元は海だったこの観光ポイントは壮大な自然のスケールを体感いただけます。
アスワン
ナイル河クルーズの起点の町です。オシリス神の妻イシス神のイシス神殿があります(世界遺産)。ファルーカに乗って今も昔も変わらないときの流れを感じてみてはいかがでしょう。
アスワンはナイル河の水がきれいなことでも知られています。
シャルムエルシェイク
エジプトきっての高級リゾート地。ダイビングツアーやシュノーケリングツアーなど様々なツアーが用意され、5つ星ホテルも多くあります。
グラスボトムボートで透明度が高く、色彩豊かな海で無数の魚や、美しい珊瑚礁をご覧ください。
シナイ山
モーゼが神から十戒を授かったといわれるシナイ山登頂観光(標高2,285m)をお楽しみいただきます。
深夜2時頃出発。山頂まで約5時間歩いて登り、夜明けを待ち御来光の(劇的な瞬間に臨みます。温かい服装と歩きやすい靴をご用意ください。)
また、ギリシャ正教最古の修道院のひとつ世界遺産セントカテリーナ修道院観光もお楽しみください。
エジプトの世界遺産
現在エジプトにはユネスコの世界遺産に登録されている遺跡が7箇所あります。名鉄観光のエジプト旅行では そのすばらしいエジプトの世界遺産いくつかををツアーに組み入れ感動とともにお届けします。
メンフィスとその墓地遺跡
~ギザからダハシュールにまでのピラミッド地帯~(1979年、文化遺産)
エジプト古代王国時代の首都メンフィスとギザの3大ピラミッドを始めとするダハシュールにかけてのピラミッド群です。名前に端的に現れているようにエジプトのピラミッドとしてよく知られている特徴的なピラミッドの数々が含まれています。
<登録範囲と主なピラミッド>
ギザ:クフ王のピラミッド、カフラー王のピラミッド、メンカウラー王のピラミッド
北サッカラ:ジェゼル王の階段ピラミッド
南サッカラ:ペピ1世のピラミッド、メルエンラー1世のピラミッド
ダハシュール:スネフェル王の赤いピラミッド、スネフェル王の屈折ピラミッド
古代都市テーベとその墓地遺跡(1979年、文化遺産)
テーベ(現ルクソール)は、紀元前16~11世紀がおかれており、また、遷都の後もアメン信仰の総本山であるカルナック神殿を中心として重要な宗教都市としての地位を保ち続け、古代エジプト史上最高の栄華を誇りました。
「生者の都」とされるナイル河東岸には、カルナック神殿、ルクソール神殿、「死者の都」といわれる西岸には王家の谷、王妃の谷と呼ばれるネクロポリス(墓所)等巨大な石柱や、精巧なレリーフなど貴重なエジプト文明を 多く残しています。
アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群(1979年、文化遺産)
ヌビアは、エジプト南部のアスワン~スーダンにかけての地方を指し、ヌビア遺跡はエジプト南部のナイル河流域に広がる古代エジプト文明の遺跡です。1960年代ナイル河にアスワン・ハイ・ダムの建設計画ににより、水没の危機にありましたが ユネスコの国際的な活動により免れました。
アブ・シンベル神殿は1964年~1968年の間に正確に分割され約60m上方の丘に移築されました。1980年フィラエ神殿はフィラエ島から アギルキア島に移築されています。
カイロ歴史地区(1979年、文化遺産)
1979年にイスラム都市カイロとしてユネスコの世界遺産に登録されましたが、2007年カイロ歴史地区に名称変更されました。エジプトの首都カイロはナイル河畔の交通の要衝として7世紀後半に建設されてから現在に至るまでイスラム世界における学術、文化、経済の中心都市として栄えてきました。現在においてもカイロ首都圏(ギザ市も含む)の人口は、1525万人(2004年)を数え、アフリカ大陸、中東地域いずれにおいても最大の人口を有しています。荘厳なモスクをはじめとした多くの歴史的建造物も建ち並び、イスラム文化も現在に残しています。
アブミナ(1979年、文化遺産/2001年危機遺産)
アブミナはアレキサンドリアの南西45kmにある古代エジプトにおけるキリスト教巡礼の中心的存在だった都市の遺跡です。
この街は4世紀に聖メナスが埋められた直後から奇跡が起こり始め、その巡礼者のため街が造られ、この地域で独自に発達したキリスト教、コプト最大の聖地として栄えました。
9世紀に侵略者たちに破壊され砂漠の廃墟と化しましたが、20世紀初頭からの発掘によりバジリカや、付属教会、古代ローマ式浴場などが発掘されました。
聖カタリナ修道院地域(2002年、文化遺産)
シナイ山はモーゼが十戒を授かったことで知られる山です。その麓にあるのが聖カタリーナ修道院です。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3大宗教から神聖視されています。修道院図書館は世界中の写本や手記の収集物を世界で2番目に多く収蔵しており、複合施設にはギリシャとロシアのイコン、司祭の装身具、聖餐杯や聖遺物箱があります。
聖カタリーナとはローマ時代に殉教した聖者にちなんで名づけられ、修道院は現在も継続し機能しており、キリスト教・正教会最古の修道院のひとつです。