四季折々の景色とアウトドアが楽しめるから網走湖
古くから道東の景勝地として知られてきた網走湖は周囲39.2kmの海跡湖で、オホーツク海とは網走川で結ばれています。4月下旬からは湖畔にミズバショウが咲き乱れるほか、アオサギなどの野鳥を見ることもできます。湖畔にはキャンプ場があり、夏の時期は広々とした芝生のキャンプ場はファミリー層でにぎわいを見せています。冬は、手ぶらでも楽しめるワカサギ釣りが人気です。
- 住所
- 北海道網走市呼人
- アクセス
- JR網走駅から車で約10分、女満別空港から車で約20分。
北海道には数多くの湖が点在し、雄大な景色が広がっています。
それぞれの湖には訪れるべき理由があります。
おすすめの湖とその絶景が楽しめるホテルをご紹介します。
古くから道東の景勝地として知られてきた網走湖は周囲39.2kmの海跡湖で、オホーツク海とは網走川で結ばれています。4月下旬からは湖畔にミズバショウが咲き乱れるほか、アオサギなどの野鳥を見ることもできます。湖畔にはキャンプ場があり、夏の時期は広々とした芝生のキャンプ場はファミリー層でにぎわいを見せています。冬は、手ぶらでも楽しめるワカサギ釣りが人気です。
北海道の北東の海岸線に位置し、北見市・佐呂間(さろま)町・湧別(ゆうべつ)町の3つの市町にまたがる湖で、周囲約90km、面積は約152平方キロメートルと北海道では最も大きな湖で、滋賀県の琵琶湖、茨城県の霞ヶ浦に次いで3番目の大きさを誇ります。サロマ湖は周囲に景観を邪魔する建物などが無いため、水平線に沈む夕日を何にも遮られることなく見ることができます。サロマ湖とオホーツク海を隔てる砂州には原生花園が広がっており、はまなすやサンゴ草など春から秋にかけて色とりどりの草花を見ることができ、プランクトンを多く含む栄養豊富な海水が湖に注ぎこむことで品質の高いホタテやカキを養殖することができており、地域の名産にもなっています。
屈斜路湖の語源は、アイヌ語で湖や沼の出口を意味する「クッチャロ」に由来し、世界でも有数の大きさを誇る国内最大のカルデラ湖です。火山活動から生まれた湖で、湖畔には多くの温泉が湧き出ており、冬期にはシベリアから飛来してくる白鳥の憩いの場になっています。屈斜路湖周辺で今、話題となっているのが「雲海」です。放射冷却により霧や層雲状に発生した雲が海のように広がり、雲の中に浮かぶ山々はまるで島のようにみえます。雲海を見るスポットは津別峠展望台で、6月~10月の早朝、特に日の出の時間帯です。行くならレンタカーで、またはガイドツアーに参加するのがおすすめです。
特別天然記念物のマリモで有名な阿寒湖は、深い原生林に囲まれた美しいカルデラ湖で、アイヌの伝説の舞台として知られ、アイヌの文化を知ることができるアイヌコタンがあります。湖畔には温泉街があり、サスティナブルという言葉が流行るかなり昔から、温泉で得た収益を環境保全と持続可能な観光を提供することに利用されているのです。そんな阿寒湖を楽しむには、泊まりがけで行くのがおすすめです。夏は、昼間はアイヌ文化が体験できるプログラムや、夜は最新技術をフル活用したデジタルアートやアイヌ舞踊が楽しめます。冬には、湖の上に氷の結晶が集まるフロストフラワーが見れたり、釣りやスノーモービルなどのウィンタースポーツが盛んで、阿寒湖氷上フェスティバル・冬華火などのイベントも開催されます。
湖底に線路が!?
然別湖には知る人ぞ知る撮影スポットがあります。アニメのワンシーンのような景色にSNSで話題なった場所です。水没廃線の鉄道かと思いきや、実は船体引き揚げ用のレールなんです。
然別湖は約3万年前の噴火で川がせき止められて出来た「堰止湖」、大雪山国立公園唯一の自然湖で、標高810mと道内では最も高い場所にあり、最深部は約100メートル、湖の周囲は約13kmです。湖の周囲は原生林(トドマツ、エゾマツ、ダケカンバ)が取り囲み、複雑な湖岸線に9つの湾を形成し、湖北に弁天島が浮かんでいます。湖の東にある天望山は、その姿と湖面に映る影との形から、唇山(くちびるやま)と呼ばれ、然別湖のシンボルになっています。近頃、然別湖周辺の環境を守る声が高まっています。マイカーの規制ができるかもしれません。気軽に行けるのは今のうちかもしれません。
湖底に線路が!?
然別湖には知る人ぞ知る撮影スポットがあります。アニメのワンシーンのような景色にSNSで話題なった場所です。水没廃線の鉄道かと思いきや、実は船体引き揚げ用のレールなんです。
支笏湖は、およそ4万年前に支笏火山の噴火でできた陥没地に水が溜まって形成されたカルデラ湖、名前の由来はアイヌ語で”大きな窪地”を意味する「シ・コッ」が語源と言われています。長径13km、短径5kmの東西に長い湖で、周囲は約40km、最大深度約360m、平均水深約265mと国内では、秋田県の田沢湖に次いで2番目の深度を誇る日本最北の不凍湖です。凍らない湖なので、風で飛ばされた湖水が、支笏湖周辺の植物に付いた「飛沫氷」を見ることができ、まるで花が咲いたように美しく、不凍湖でしか見られない景色を楽しむこともできます。水中の栄養分が少なく、プランクトンの発生も少ないことから透明度は非常に高く、水質は2018年度まで11年連続日本一に評価されています。支笏湖の澄んだ水は「支笏湖ブルー」と言われ、輝きを放っています。
東西約11キロメートル、南北約9キロメートルのほぼ円形の湖で、ぐるっと1周することもでき、湖の周りには有珠山・昭和新山・洞爺湖温泉などがあり北海道有数の観光地となっています。洞爺湖温泉で4月末から半年間、毎日行われる花火大会は夜の8時45分から約20分間にわたって、450発の花火が立て続けに打ち上げられます。しかも花火は船から移動しながら打ち上げられるため、洞爺湖温泉のどこにいても花火が見られます。そのほかに、湖上から絶景を楽しめるお城のような洞爺湖汽船や、湖面に浮かぶ中島を一望できるサイロ展望台、自然とアートが調和した彫刻がある「とうや湖ぐるっと彫刻公園」やジオパークを居望する有珠山ロープウェイなど、いろんな場所からいろんな角度から洞爺湖絶景を楽しむことができます。