長崎市の西に位置する五島列島はコバルトブルーの海に囲まれた自然豊かな九州の離島です。
江戸幕府の禁教令によりキリシタンが弾圧されながらも、この島で信仰を守り抜いたことから
「祈りの島」と呼ばれていますが、海と山の幸に恵まれた「美食の島」としても注目されています。
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戦国時代に日本へ伝わったキリスト教は、1566年に五島列島へもたらされました。
しかし、禁教令と弾圧により、17世紀中期には国内に神父が不在となり、18世紀頃には
徹底した禁教政策により、五島列島におけるキリシタンの組織的な活動は困難になったと考えられています。
それでも信仰を捨てなかった潜伏キリシタンが外海地域から五島列島へ移住し、
漁業や農業で互助関係を築きながら、ひそかに共同体を維持しました。
長き潜伏の後、1865年の「信徒発見」を機に、五島のキリシタンたちは信仰を再開。
その歴史は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として、2018年に世界文化遺産に登録されました。

旧五輪教会堂(久賀島) © NPTA

青砂ヶ浦天主堂(中通島) © NPTA
