2022年3月18日(金)開催

伝統的な和食の作法から 受け継ぐ日本の心

お食事から身につける美しい日常 日本伝統の美しい食べ方と食の喜び 和の心

「おもてなし」の最高峰 ホテル雅叙園がじょえん東京 和の宴会場で体験

和食の作法を身につけることで、女性は所作(動作)が美しくなり、男性は信頼を得ることができます。
また、美しさだけでなく、和食ならではの四季折々のお食事をより一層美味しくいただく事にも結び付きます。作法を学ぶと、箸の持ち方、食器の扱い方で、その美しさが一目でわかるようになります。作法とは「相手を思う心」「感謝の心」を体現することを意味し、相手に、「不快な思いをさせないふるまい」のことをさします。不快な思いをさせないとは、相手を慮り感謝の気持ちと敬意を表すことです。感謝の気持ちが人を美しくするのです。

なぜ“今”なのか?

長引くコロナ過で巣ごもり生活になることを強要され、人との交わりが減り人と話すことも食事をすることさえも憚れる時代となりました。そのため、人とのコミュケーションの取り方が難しくなった昨今だからこそ、食事の作法を学ぶ事により、「相手を思う心」「感謝の心」「命の感謝」を体現することを学ぶ事で、自分自身に自信が持て人との交わりがスムーズにもなります。

なぜ“和食の作法”なのか?

美味しいものを食べれば、人は自然と笑顔になる

美味しい物を食べれば、人は自然と笑顔になり喜びます。「食の喜び」とは、食を通してもたらされる「おいしさの感動」と「健康の喜び」を表しており、これは、人々の幸せな生活の原点でもあります。笑顔にしてくれる食に対しての感謝の心を表すのが和食の作法なのです。美しい作法の方と一緒に食事をするとその動作に感動と暖かさを、感じ取ることができ料理の美味しさも伝わってくるはずです。そして自分が幸せな気持ちになっていくことがわかるはずです。

「食べる」という行為

食の作法を学ぶ事は、食事の意味を学ぶ事です。そうすることで自然と美しい食べ方が身につきます。食べるということは、生活のなかで毎日必ず行う行為です。食事をする場面は、友人と食事する、恋人と食事する、会社の上司や同僚と食事する。仕事上のお客様と食事する。人前で食事をする場面は生活の中で多岐にわたり数限りなくあります。和食の作法を学んでおけば いざというときにも困りません。

“食べ方”に、その人の人格が現れる

現代では社会人として、冠婚葬祭をはじめ、上司や取引先との会食、格式ある店での食事会など、食事マナーが問われる場面があります。また、お見合いや、婚活パーティーなどで、相手のどこをよく見ますか?というアンケートのベスト3に必ず入る、「食事の食べ方」があるそうです。やはり人生のパートナーとして一緒に生活する中で食べ方はその人を表すものとして考えられているのも事実のようです。食べ方にその人の人格が現れ、お里が知れるということです。花嫁教室などでも、国際マナーは良く取り入れていますが、「和食のマナー(作法)」は、数が少ないようです。

「和食の作法」は、人生に役立つ

「和食のマナー(作法)」は和の作法、礼法・伝統文化に精通されている方に学ぶ事に意味があります。和食の作法は、誰に聞けばよいか?という事が大きな問題になるのです。美しい所作や立ち居振る舞いが、その人の美しさをより引き立てさせ、人生に役立つ事は間違いありません。特に和食の場合は、知らないとなかなか実行できません。知らないと自分が恥をかくだけでなく、食事をともにする人達まで不快にさせることになりかねません。社会人としての評価や信用にもつながります。

いつでも実践できる場がある

茶道や華道とは違い、いつでも意識できる場が、実践できる場があるのです。早く自然と美しい食べ方を身につけることができるでしょう。日に日に食べ方が美しくなっていくことをまわりの人達から実感できるのも、和食の作法なのです。

ホテル雅叙園を選んだ理由

1931年(昭和6年)創業者・細川力蔵からはじまる「一日をお大尽のように過ごしてほしい」という”おもてなしの精神”を現代まで受け継いでいるホテル雅叙園東京。日本伝統の和の文化「おもてなし」を当時のままに、現代でも見て触って感じられる唯一のホテルです(和の宴会場は普段は入れません)。日光東照宮の美学を伝える昭和の豪華な装飾美。黒漆に蝶貝をはめ込んだ螺鈿、鮮やかな日本画、浮彫彫刻などが建物を埋め尽くし、その根底に流れるのが、江戸時代より受け継がれてきた日本の伝統的な美意識をご覧いただけます。「おもてなし」の最高峰のホテル雅叙園東京の中で作法の心「相手を思う心」「感謝の心」をぜひ、見て学んで感じていただくために、ホテル雅叙園東京のご協力を賜りました。

動画などでは伝わらない理由

座席は、円卓または、長テーブルに椅子の形で行う予定です。対面することで周りの人達からも見られること、また、見ることで所作(動作)の違いに気づくことができ、美しさを理解することができます。これは、動画などからでは学べません。

講師紹介

小柴皐月Koshiba Satsuki

四季の恵み豊かな日本において、日常に作られ、食べているのが和食です。
今回の講座は、ものの命に感謝し伝統的な箸の持ち方と、器の扱い方を学びます。
正しい意味を知ることで、自然と動作も美しくなるものです。
正しい作法を身につけ、新しい年を迎えましょう。

経歴

事前にアンケートをお取りします!

現代でもよく見たり耳にする作法や伝統の本当の意味などもご紹介いただきます。

事前にアンケート用紙をお配りいたしますので、小柴皐月先生に聞いてみたい、伝統の事についてや素朴な疑問などございましたらご記入ください。会の終盤に先生より何点かご回答いただきます。(無記名・ペンネーム等にてご記入いただきます)

和食にまつわること

ユネスコ世界無形遺産

日本の和食は平成25年12月4日にユネスコに世界無形遺産として登録されました。これは料理に対しての登録ではなく、「和食文化」に対して登録されたものです。無形遺産として「食」が登録されるのは、とても難しく珍しいことです。和食の、世界無形遺産として登録された4つの理由の一つとしても挙げられている「もてなし」この、「もてなし」において日本の和食文化は進化を遂げたといっても過言ではありません。日本ほど、四季がはっきりしている国はありません。その四季を感じさせる料理を歴代の料理人が「もてなし」の心で作ったからこそ、今の和食文化があると考えられています。四季折々の食材から、食材の彩まで、全て計算された「もてなし」でできているからです。そこにある、料理人への感謝、食材たちへの感謝が和食の作法の中に含まれています。そのため、和食の作法には、食べ方ひとつにもすべて意味があり、この意味を理解することでその料理の食べ方が理解できます。このように「もてなし」に対しての「感謝の心」というものが作法の根本です。日本人が歴史の中で築いてきた「日本人の心」です。日本人の美しい立ち居振る舞いが、和の心、和の食文化、これを美しい文化・美学と判断をして世界が称賛したという事です。そして後世に残すべき世界遺産として認めたという事です。世界が美しさを認めた。これが、和食の作法であり和食が世界無形遺産に登録された理由なのです。このことは日本人として大変誇らしく思います。

食品ロス

この作法(マナー)を身につけることで、近年世界でも注目をしている「食品ロス」の軽減にも繋がるのではないでしょうか。相手の事を思い感謝の心を思えば、「食べ残す」ことは、絶対にできません。昔の人は、米粒ひとつでも残そうものなら、大変怒られたそうです。「お百姓さんが一生懸命丹精込めて作ったお米を残すとは、なにごとか!」と。「もったいない」「壊れたら直す」という言葉も最近は耳にしなくなりました。「余ったら捨てる」「壊れたら買い替える」という時代になりました。なぜ、このような事になってしまったのでしょうか?真剣に考えるべき時にきたのではないでしょうか?

躾(しつけ)

コロナ過の現在、外国人観光客を見かけなくなりましたが、皆さんも一度は外国人が箸を使って、上手に器用に刺身や焼き魚を食べているのを見たことありませんか?一昔前は、外国人が箸を使うと言っても刺身や焼き魚に箸を刺して食べていましたが、近年ではほとんど見かけません。どこで箸の使い方を習ったのでしょうか?寿司や和食のレストランが海外で活躍しているのもひとつの要因かもしれません。そんな外国人よりも近年の日本人は、ちゃんと箸を正しく使えているでしょうか?箸使いが苦手な日本人が多くなったと思います。洋食の普及でナイフとフォークの利用が増えたのも理由の要因のひとつかもしれません。しかし、一番重要なのは家庭の躾に問題があり親自体が正しく箸を使えないからだそうです。子どもに食時のマナー(作法)や箸の持ち方をしっかりと教えたいと思っていても、自分が正しくできているのか自信がないからです。昔は、箸の持ち方が正しくできてないと親や大人達から手を叩かれたり、食事抜きになった時代もありました。日本人として正しく箸を扱えないことは、日本人として恥ずべきことなのかもしれません。

食事のあいさつ「いただきます」「ごちそうさま」の意味

■近年、「いただきます」「ごちそうさま」という言葉も食事の席で聞かなくなりました。この2つの言葉は、和食文化の根本と言ってもよいでしょう。感謝とお礼の気持ちを表しています。「いただきます」の語源の、「いただく」は神様にお供えしたものを食べるときや、位の高い方から物を受取るときに、頂(いただき。頭上)にかかげたことから、「食べる」「もらう」の謙譲語として使われるようになったことに由来します。「いただきます」には、2つの感謝があると言われます。1つめは、食事に携わってくれた人達への感謝。料理を作ってくれた人、配膳をしてくれた人、野菜を作ってくれた人、魚を獲ってくれた人などへ感謝のこころを表しています。2つめは、食材への感謝。肉や魚はもちろんのこと、野菜や果物にも命があると考え、「○○の命を私の命にさせていただきます」とそれぞれの食材に感謝しており、こちらが本意だと言われています。

■「ごちそうさま」を漢字で書くと「御馳走様」。昔は今のように冷蔵庫もスーパーマーケットもないので、食材を揃えるのはとても大変な事でした。「馳走」は走りまわるという意味で、食事を出してもてなすために奔走する様子を表しています。やがて、丁寧語の「御」をつけた「御馳走」に、「もてなす」という意味が含まれるようになり、贅沢な料理をさすようにもなりました。そして、いろいろと大変な思いをして食事を準備してくれた方への感謝を込めて「様」がつき、食事のあとに「御馳走様」「御馳走様でした」と言うようになったのです。残念なことに給食費を払っているのだから「いただきます」を言う必要はないと学校に申し入れた親や、お金を払っているのだからお店で「いただきます」を言う必要はないと考える人が少なからずいるそうです。

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