その名の通り店内の置物やタイル、食器などが、王朝時代の名陶器セラドンで統一されている一軒家レストラン。高級ホテルのスコータイ内にあり、様々なグルメ誌やトラベル誌で「ベスト・レストラン」の称号を与えられてきた伝統タイ料理レストラン。ハスの花咲く池のほとりに建ち、夜になると幻想的な雰囲気と飾り立てのない、品のあるインテリアが極上の空間を作り出しています。
タイ料理本来の味にこだわった料理が、セラドンの器に盛られて運ばれる宮廷料理は、タイ国内だけでなく、海外著名人からも多く支持されています。
美しいセラドンの器で運ばれる料理の中でも、特にお勧めは『鶏肉のグリーンカレー』。香辛料やハーブをすり潰したペーストを炒めて、ココナッツミルクやナンプラー(魚醤)、砂糖を混ぜて煮込んだタイカレー。緑色のスープは未熟な唐辛子の色ですが、しっかりとした辛味が効いており、赤唐辛子を使ったレッドカレーと並び、タイを代表する定番カレーとして人気です。セラドンのグリーンカレーの特徴は、新鮮な鶏肉のエキス。シェフが選び抜いた地鶏を利用し、辛味の中にもほのかな鶏の甘さが感じられる一品です。
▲エレガントなスコータイ様式の建物
▲白を基調にしたシンプルで品のある店内